東京・調布市・多摩でこだわりの外構とお庭
〒182-0002 東京都調布市仙川町3-5-14 メープルリーフガーデン307
受付時間 | 9:00~18:00 |
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アクセス | 京王線 仙川駅 徒歩7分 駐車場:近くにパーキングあり |
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当社のサービスについてご紹介します。
当初のご相談の主は、南側主庭への人工芝敷設と北側アプローチ廻りの計画に関して、現プランがシックリこない、がその原因、問題点が何なのかご夫婦とも不明の様でした。漠然と何か別のプラン、検討の余地は無いのか? という感じでした。
オーナー様ご夫婦と現地にて立会い、道路と敷地・玄関ポ-チとの高低差、屋外設備の桝位置を含め前面道路の幅員(車輛の入出庫に影響)等の計画地の現況と抱える課題を以下に取りまとめ整理しました。
道路側・通行人の視線がストレートに玄関に入るプランとなっており、螺旋階段も安全面から不適と考えられます。車のシルエットが記載されていないため、駐車スペース内の設備桝・メーター等の位置関係が不明でした。
駐車スペースの間口、前面道路幅員、車両のトレッド幅からして、エクステリア計画に関わらず、当初の水道メーター(車載禁止)他設備桝位置が不適である事を指摘。本体業者の責において改善して頂く(オーナー様ご負担無)ことになりました。原因は当初のエクステリア計画図に車輛のシルエットと屋外設備配管系統が記載されておらず、ハウスメーカー関係者が誰も気が付かなかった、という点が想定されます。
螺旋階段に関しては、玄関ポーチの高さ(タイルを貼って仕上げた高さ)と前面道路との高低差を、現況よりも高く想定した結果、階段の段数を安易に必要以上に確保しようとした結果であった、と推定されました。⇒螺旋階段は夜間不慣れな方や、年配の方には安全上好ましくありません。高低差を検証し、通常の階段で納まることを確認し改善案を提案。
南側主庭に関しては、「植栽は不慣れなので….」という奥様に植栽の効用等を説明し、背中を押した結果、僅か1年でガーデニングの面白みに気が付かれた様です。築山盛土、天然芝張りとお隣の子供さんも加わったシンボルツリーの植樹までは当方で手配しましたが、その他の下草、地被類、生垣はオーナー様ご夫妻が自ら植栽しています。すっかりガーデナーの誕生です。
シンボルツリー植栽の仕上げは子供さんに、記憶に残ると嬉しいですね
植栽を尻込みしていた奥様の作業とは思えない仕上り感!
コーナー部分の築山は人工芝では施工が困難、毎年春先が楽しみとなります
建物の新築・改築にあたりハウスメーカー系列や一般のエクステリア業者から提案を受けたが、そのプランの適否が判らない。そもそも外構工事、エクステリア工事という呼称の工事がある事も初めて認識した状態。何に注意したら良いのか、どの様な点に留意したら良いのかも判らないといった状態。そのプランでそのまま施工する場合でも、工事の注意点等をアドバイス致します。
場合によっては代替プランの作成をし、使い易く機能的で建物本体と調和し、建物を含め敷地全体の住環境を向上させ、しいては資産価値が高まるように提案させて頂きます。
数多くの現場を経てきた経験より、色々な納まり、引出し(対応策)を多く抱えています。基本的、初歩的なミスにより、大きな後悔を伴う状態に陥る確率を低減、回避します。
原プランをbrush up させ1段階も、2段階も完成度の高いプランとします。完成度が高いとはより機能的で使い易く、建物本体と調和がとれ意匠的に美しく、敷地全体の特徴を踏まえ、より快適な住空間を創出することにつながる、と理解して下さい。
当初の提案プランを進めるにしても、基本情報、知識を得る事で、建物本体業者へも良い意味での緊張感をもたらし、他の現場とは違う、one of themからonly one の現場へ認識させる効果も期待できます。「その他稼働している多くの現場の1つから⇒その営業所、担当者にとって絶対に上手く納めなければならない現場」になります。
新築の建築計画を進めていると、その打合せ内容とそれに費やす時間と労力に、思考するスタミナ切れ、外構計画の検討の段階では、体力、知力を消耗したヘトヘトの状態になってしまう方がかなりの割合でいらっしゃいます。そんな時にこそ(建築計画が検討段階であればこそ)、気分転換の意味で、外構計画を検討してみると、柔軟な発想、大胆な発想により思わぬ副産物、宝物(建築計画とその配置に関わる基本的な改善点等に気が付く!)を得る事があります。
たかが外構(外回り)、されど外構(外部住空間)の価値、機能に気が付きます。一つの物事(建築本体の計画・設計)に専心・集中していますと、「木を見て森を見ず」状態になり肝心な点を見落としてしまう状態に陥りがちです。我々が快適に暮らせる住空間は何から構成され、快適と感じさせるモノ、状態は何なのかに気が付きます。
緑をキーワードとして、それに関わるあらゆる解析、マニュアル等の作成を行います。
作図規準、積算基準、施工基準等が整備されず、下請け業者任せの工務店、建築屋さんががまだまだあります。
そのような企業に対して、エクステリアに関わる基準書作成等のアドバイスも行っております。
植栽を豊富に使用したプランの場合、お引渡しした時点が、快適な住環境造りのスタートです。経験豊富な植栽の親方の知恵をお借りしながら、時に親方の手を借りながら、最終的には、オーナー様御家族で充分管理できるようにご指導させて頂きます。