東京・調布市・多摩でこだわりの外構とお庭
〒182-0002 東京都調布市仙川町3-5-14 メープルリーフガーデン307
受付時間 | 9:00~18:00 |
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アクセス | 京王線 仙川駅 徒歩7分 駐車場:近くにパーキングあり |
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2024.09.06に 2021にから引き続き毎年、お付き合いさせて頂いているハウスメーカーさんの入社3年生の若手社員(設計・工事担当共)を対象とした、エクステリア研修の講習をさせて頂きました。実務経験は当然浅いのですが、物事に対する取り組みがフレッシュで、当方が刺激を受ける機会です。
また、社員のdesignに対する志向の変化が感じられ、いつも新たな発見があり当方としても興味深い研修となっています。
2023.07.24 某大手ハウスメーカーにて当該メーカーのエクステリアコンセプトに関し、その意義・効用そしてそのポイントを解説・説明させて頂きました。当該メーカーの社員に、部外者である自分が業界において最も優れている点に関し説明する事は、ある意味“釈迦に説法”をする様で少々戸惑う面もありました。それでもハウスメーカーを問わず、住宅産業に関わる人達が外部住空間の必要性、に関心を持つ事には好感が持てました。一緒に石正園・平井社長の蘊蓄あふれるお話しを聞く事ができ、非常に有意義のある時間を過ごせました。
2022.7.10に多摩マンション管理組合連絡会において、新任理事を対象とした、植栽管理に関してお話しさせて頂きました。話すにあたって事前に多摩NTの周辺を巡回しましたが、切土、盛土部分の植栽を通じて経年変化の違いを体感でき、自分自身にも参考となりました。そして高齢化社会が進む中、集合住宅供用部分の植栽の抱えている課題に関して改めて考えさせられる体験でした。
蹴込みのある階段(立ち上がり面よりも、踏面を前に出すと通常の階段に比べ陰影が出て、階段周り全体の深み、趣が増します。その凹部に照明でも設えば効果はさらに増します。)を簡単に造成できるPC製の階段下地の特許を取得しました。画像は、そのものを利用している訳ではありませんが、発想は同じです。
2021年、株式会社パレード社よりサブタイトル[2021年注目の社長36人]・「経営者の視点」という書籍に取り上げられました。この書籍の“帯”に「男子三日会わざれば刮目させよ」と入れて頂きました。本来原文は二人称で「三国志演義」が出典で「士たるもの、別れて三日もすれば大いに成長しているものであって、また次会う時は目を見開き違う目で見なければなりませんよ。」⇒「人間はだれでも能力を持っている、外見からは解らない程色々な能力を持っているものである。三日間という僅かな時間でも人間は変わることができる。」と言っています。 しかし自分は最初この慣用句を知った時は一人称で「男子たるもの、三日も会わなければ相手が刮目して見るように、その三日間を平々凡々と過ごすことなく、大事に時を使い自己研鑽に励むように」と理解しました。この解釈の方が自分にシックリくる、と思われました。誤解しないで下さい。当人はその真逆の人間ですので(笑)。私自身への自戒の言葉としている事です。
またこの書籍、立派な経営者と一緒に編集されていますが、「経営者」としては自分は甚だ?です。ただ単に日本の景を美しくしたい、次世代に快適な外部住環境を遺したい、という想いが強いだけですね。
2022年、取材を受け、「覚悟の瞬間(とき)」というメディアにとりあげられました。色々な面で勉強にいなりましたし、この歳で自分が、そして自分のやりたい事が判ったような気がしました。
昨年春、電子書籍:Qua litas の取材を受けました。人に伝える事、自分の想いを伝える事がどんなに大変なのか、勉強になりました。
カメラマン側からは、「笑って、笑って、笑って!」と声をかけられて......
2022年11月末、躍進企業応援マガジン・CompanyTank という雑誌の取材で、女優、マルチタレントとして活躍されている矢部美穂さんが事務所にいらっしゃいました。業界の状況、当方の設計理念、住宅の外部住空間等に関しお話しさせて頂きました。その中で、住宅展示場の見方、各ハウスメーカーの生産体制の見極め方、提案力の見極め方の極意等に関しても触れました。矢部さんご自身はマンションに住まわれているそうですが、「もっと早く、ここに来れば良かったのに.....。」と仰っていました。 矢部さんだけでなく、ホームページを新たに公開してから営業に事務所を訪れてくる、WEBの関係者がやたら増えました。そのWEB関係者10人が10人すべて自分のビジネスを差し置いて、ご自身の不動産、建築計画に立ち返り
「本当にもっと早く、ここへ来れば良かった....」と言い残して帰って行きます。
エクステリア、外部住空間の話になると、思わず身振り、手振りが出てしまいました。
右の画像、左下にもう一つ小さい画像を重ねているのは......白状しますね。あまりに成長してしまったお腹を隠すため(笑)。脚を痛めて、運動を3年間全くしていない結果ですね。
この業界、多くのマニュアル本が出版されていますが、多くは一時の意匠に主眼が置かれ、機能面から言及した文献は少なく、またその求められる機能が変化していく事への配慮や、環境面への配慮に至っては他の関連分野に比べ、皆無と言えます。地球温暖化、CO2削減、大気汚染、水質汚染、海洋汚染、そしてSDGz、ZEH等業界を取り巻く環境、社会情勢は大きく変化しています。そんな中、業界は職人不足と言われて久しく、業界を第一線で支えてきた親方や、熟練者が第一線を退きつつあり、ここ数年加速度的にその動きが早まっています。若い人と違い情報の発信力が乏しい、という理由だけで彼等が育んできた知見が伝承されない事態はいかにも残念である、と考えます。熟練の職人ではなく、練度を問わず作業員の誰もが施工できる工法、材料の開発は待った無しですが、それ等の新製品、工業製品に頼った計画・設計だけでなく、従前の日本の風土に合致したエクステリアの計画・設計を整理することは意義があると考えられます。
若手設計者(建築設計者含む)にとって地球環境に配慮した、人が住まう快適な住環境(外部空間を含む)を計画、検討するには何が求められるのか、敷地調査(計画地を読み解く)から計画検討、設計までまとめられた資料は非常に参考になると思われます。また、建築の設計者にエクステリアの理解を深めてもらうのに参考となり、結果的に建築物とエクステリアが協力して快適な住空間創造に供すると、考えられます。
2023.03.08 石正園・平井社長のご厚意で、豊富な作庭歴を誇る氏の事例の中でも特殊、稀な事例の現場見学会を開催させて頂きました。参加メンバーはエクステリア学会、植栽委員会と新年度より活動予定のエクステリア学会、設計検討委員会のメンバーを中心に、自分が名刺交換した方々に声を掛け総勢30名程になりました。今回、この現場の見学会は2度目であり、第1回は昨年09.28 に実施しており、その時は着工して1ヶ月?あまり、進捗率30~40%でしたが、参加された皆さん、大いに“刺激を受けた”様子でした。その際多くの参加者から「植栽工事が完了した段階で、また観たいね。」と好評につき完了直前の段階で、再度見学会を催す事になった次第。
この案件、個人邸の庭園の範疇には当然納まらず、都市公園的かつポケットパーク的な要素を備えつつ多自然型ビオトープの要素も多分に含んでいる、という平井社長の豊富な経歴であればこその案件と思われました。一般のエクステリア部材、工業製品を使わない、という氏の頑な理念、哲学を感じさせる(この点に関して直接お話しを伺った訳ではありません、勝手に自分が感じているのですが)様でした。参加者の多くが、色んな意味で刺激を受けた見学会であったと思われます。 以下はその際に頂いた直近(2023.03.01)で発刊された「師弟百景」辰巳出版の画像です。“鑑定団”に備え念のためサインを頂きました(笑)
以下は昨年9月28日に行った第1回見学会の模様。まだ土工事が佳境の状態でしたが、平井社長の軽妙で判り易い説明に、非常に興味深く現場を見る事が出来ました。
2023年11月某日、(一社)日本エクステリア学会・設計向上委員会の皆さんと小松石産出場と江之浦測候所を見学に廻りました。今回は特別に石正園・平井社長も参加され、途中一人では中々敷居の高いヒルトンホテルのラウンジで普段リモート会議でしか会することのできない委員同士と、非常に有意義かつ楽しいひと時を持つことができました。
完全予約・入替制、中学生未満は入館を遠慮して頂く、という運営者(公益財団法人小田原文化財団)側の施設への想い入れ、理念、信条を色濃く感じさせる場でした。造園、建築、土木に関わる立場の方は一度は訪れるべき或いは、実際は四季折々違った表情、景観を見せてくれるであろう空間であり、春、夏、秋、冬それぞれに訪れたい、“空間” と“日本人の精神性”を感じさせられました。
今後行かれる人に一つアドバイス。入館直後は完全予約制とはいえ、各モニュメントで人が滞留します。画像を撮りたい方は30分程度 “我慢” し、一連が次に移動するまで待機するつもりでいる事でしょうか。
下左の画像、据付している際中に割れたのか、割れた岩を据付たのか、委員の方の見解が色々出て興味深かったです。 もし据付している際中に割れた、としたら監督員、担当者のその瞬間の心中は....とメンバー皆興味深々の様子でした。
2024年5月中旬、設計向上委員会のメンバーでもある、東洋技研さんが施工した厚木市街地内の外構と植栽工事現場を2件見学した後、事務所用地内にて、今年度の事業計画等々に関して協議を行いました。日頃の検討会がリモート会議が主であり、リアルな対面での会議は久しぶりで、やはり活発な意見が出て章立て、進捗の大まかな方針が定まり、有意義な会となりました。 対面という事もありましたが、木陰でのミーティング、頭上でウグイスの鳴き声を聞きながらの検討会は、建築物のソト、外部住空間を対象とする会にとって改めて、その機能、効用を認識させられる機会となりました。
東洋技研さんの事務所周辺での設え、は安易な造語、カタカナ語は控えるべきかと思われましたが庭が本来持つ機能(育てる、収穫する)と癒す、癒される空間を認識せずにはいられず、
Agrigarden というワードが自然に想い起されました。この造語、既に飲食店等の名称にあったりして、この発想が案外一般的なんですね(笑)
”生ウグイスの鳴き声” を聴きながらの検討会は今後そうそうできるものではなく、快適でした
2024.08.28 熊谷市内のガーデンセラピーを主催している「花音の森」さん事務所を訪問しました。8月末、あの熊谷市を何故見学地としたのか? と感じられる方が多いと思われます。
それは、日本一暑いと言われる熊谷市内で、エアコンを稼働させずに過ごされている?その秘策を確認するために訪問させて頂きました。そこで判明した事は、植栽の効用がとても大きい、という事でした。今後温暖化が進んでいった場合、増々樹木の果たす役割が大きくなる、注目される、と思われました。⇒「日陰のdesign」今後、この言葉が業界で頻繁に使われてくるように思われました。
新築、増改築を問わず住宅建築を計画されている方は、必ず1度はどこかの住宅展示場を訪れているかと思います。この業界に永く携わっていて思う事に、多くの方々がどれだけ無防備で展示場を訪れているか、という事です。これは各ハウスメーカーの工法等を検討しておく、といった事ではありません。チョットした注意と観察力で、回避できるであろう状況・事態(よくある「失敗しない建築、後悔しない建築」の類ですね。)に陥る可能性の高い事例が多いという点です。折角の工務店、ハウスメーカーの生産体制、営業マンの経験と力量、設計担当者の設計力等を見抜く、見極める機会を見逃しているか......等残念に思っていました。そんな折、声をかけて頂き、産経新聞の2020年11月末の日曜版(都内23区内)で右の様な案内を掲載しました。この案内の中で「当方の話を聞かずして住宅展示場へ行くのは “丸腰で関ケ原、巌流島へ行く”ようなもの」の一文があります。この一文は当初 “丸腰でOK牧場へ行くような.....”の表記にしていましたが、知り合いの多くが「?.........ガッツ石松?」との反応でしたので急遽先の表現に変更した次第。ガッツ石松恐るべし(笑)といった感じでした。 ”当方の話を聞かずして......” 気になる方、お気軽にお問合わせ下さい。
2020年11月 (株)ミスター・パートナーさんより「2021年度版 新時代ヒットの予感!!」で取り上げて頂きました。この書籍、先のエクステリア業界誌と異なり、広く他業種・異業種を取り上げている書籍でした。先の「エクステリア&ガーデン秋季号」でもそうですが、当方、何ら新しい部材、エクステリア商材を使用して設計、デザインをしている訳ではありません。工業製品、人工製品に頼った、流行に左右されることなく、年月の経過と共に増々趣を増し、軽くなく、かといって重々しくない、どこか和みほっとする空間造りが評価されたと、勝手に思い込んでいます(笑)。
2023.03.02にお付き合いさせて頂いているハウスメーカーさんの有志の方々と、ロートアイアンの工房を訪ね、ロートアイアンの加工の真似事をさせて頂きました。ロートアイアンの持つ魅力、アルミ製工業製品との違い、建物内部と外部空間を繋ぐパーツとしての可能性を体感しました。